妊娠初期のつわりに主夫ができること|食事・家事・心のサポート術

こんにちは!
主夫をしている「おと」です。


現在、妻は妊娠8週目。うれしい知らせに喜ぶ間もなく、私たちは「つわり」と向き合う日々に入りました。

妻のつわりは、「空腹になると気持ち悪い」「常に胃がむかむかする」といった症状があり、特に白米が受けつけない状態です。

私自身、主夫として家事を担いながら、夫としてできるサポートを模索する中で、いくつか意識していることがあります。今回は、同じように妊娠中の妻を支えたいと考える男性の方に向けて、実践していることを3つの柱に分けてご紹介します。

目次

1. 和風うどんで“食べられるもの”をやさしく届ける

食事のサポートは、つわり中の妻にとってとても大切なケアのひとつです。
においに敏感になる方も多いですが、今のところ妻は強い匂いに悩まされていないため、和風のだしを使った料理が比較的食べやすいようです。

なかでも重宝しているのが「和風だしのうどん」。
顆粒だしをベースに、やわらかく煮た野菜(にんじんや小松菜など)や妻の好きなきのこ類を入れた、優しい味わいの一品です。
日によっては冷たいうどんにして喉ごしを良くしたり、しょうがを効かせて体を温めたりと、妻の体調に合わせてアレンジしています。

1.5 食べたいものを、食べられるときに

もうひとつ大切にしているのが、「妻が食べたいものを、できるだけ食べたいときに食べてもらう」ことです。
私は、「何か食べたいものある?」と小まめに聞き、妻が「○○が食べたい」と言ったら、できるだけすぐに買いに行くようにしています。スーパー、コンビニ、ドラッグストア――どこで何が買えるかを頭に入れておき、すぐ動けるよう準備しています。

現在、妻が欲しがっているのは「ゼリー」「お菓子」「辛い物」
「栄養バランスも大事だけど、今はとにかく“食べられる”ことが優先」――そんなスタンスで接するようになってから、妻の負担も少し軽くなったように感じています。

2. 家事は基本的に夫が担当。でも“やりたい気持ち”も尊重する

妊娠初期の体調は日によって大きく変わるため、家事全般は私が担当しています。私が一手に引き受けることで、妻にはできるだけ休んでもらうようにしています。

ただ、ある日「洗濯物を干すのは自分でやりたい」と妻が言いました。最初は「無理しなくていいよ」と止めましたが、どうやら妻にとって“家事ができること”が気持ちの安定にもつながっているようでした。

それ以来、体調が良い日に限って、洗濯物を干す作業は妻と一緒にしています。もちろん「無理しない」が大前提。夫婦で家事分担の“バランス”をとるよりも、今は「妻の心と体に優しいリズム」を尊重することが何より大切だと感じています。

3. 優しさと共感を忘れずに接する

つわりは目に見えない不調が多く、まわりからはわかりづらいこともあります。だからこそ、夫が一番の理解者になることが大切です。

「今日どう?」「ちょっとつらそうだね」「横になってていいよ」
そんな些細な声かけだけでも、妻にとっては安心材料になるようです。

また、体調が優れないことで情緒が不安定になることもあります。そんなとき私は、アドバイスをするのではなく、そっと寄り添い、「一緒にいるよ」と伝えるだけにしています。

妊娠初期は“夫の気づき”で大きく変わる

妊娠初期のつわりは、妻にとって体力的にも精神的にも大きな試練です。ですが、その大変さに気づき、寄り添い、支えることで、夫にできることは想像以上にたくさんあります。

・食べやすい食事を工夫する
・食べたいものをすぐに買いに行く
・家事を引き受ける
・でも“やりたい家事”は無理のない範囲で任せる
・優しく、共感を持って接する

この積み重ねが、妻との信頼関係を深め、赤ちゃんを迎える準備にもつながっていくと思います。

妊娠中のサポートに「正解」はありません。だからこそ、まずは目の前の妻の声を、しっかり聞いていきたいですね。

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この記事を書いた人

1997年生まれ。妻と猫との3人暮らしで、赤ちゃん誕生予定。
2022年に双極症と診断され退職。妻と相談し、健康を維持するために「専業主夫」を選ぶ。
現在は作業療法士として週13時間程度働きながら、主夫道を歩んでいる。

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