主夫の家計管理|保険の見直しでムダを減らす

主夫をしているおとです。
妻と猫と暮らす3人家族。年内には待望の赤ちゃんも生まれる予定です。
主夫として、料理や掃除など日々の家事に取り組むと同時に、家計の管理も私の大切な役割です。
今回は、主夫の家計管理の中でも特に見直し効果が大きい「保険」についてお話しします。
保険、入りすぎていませんか?
結婚や出産といったライフイベントがあると、「もしものために」と保険を増やしたくなりますよね。でも、私自身が主夫になって家計を見直す中で気づいたのは、「保険に入りすぎていたな」ということでした。
保険は本来、「めったに起きないけれど、起きたときに損失が大きいこと」に備えるものです。
たとえば、死亡や大事故、火災などは確率としては低いですが、起きれば家計に大打撃となるため、保険で備える価値があります。
一方で、通院やちょっとした入院など、起きる確率は高くても金額が比較的小さいものに関しては、公的医療制度と貯蓄で十分に対応できます。
今の日本の医療制度はとても優れています。
高額療養費制度や医療費控除、自治体の出産費用助成など、しっかり活用すれば、多くの場面で家計の負担を軽くすることができます。
保険の見直し|本当に必要なのはこの3つ
我が家では、保険の内容を見直し、「必要な保険だけ」に絞ることにしました。結果として、現在加入しているのは以下の3つだけです。
1. 掛け捨ての死亡保険
赤ちゃんが生まれることを見据えて、万が一の際に妻と子どもが生活に困らないよう、最低限の掛け捨て死亡保険を選びました。貯蓄型はおすすめしません。保険料も抑えられます。
2. 自動車保険
事故はいつ起きるかわからないため、対人・対物無制限の自動車保険に加入しています。車を持っている家庭にとっては必須の保険です。車両保険は適応されないことが多いので、つけていません。
3. 火災保険
火災だけでなく、自然災害や水漏れなどにも備えられる火災保険も重要です。持ち家でも賃貸でも、契約内容をしっかり確認し、必要な補償が備わっているかをチェックしましょう。
実は「いらない」保険もある

反対に、医療保険やがん保険、個人年金保険、学資保険などは必要ないと判断しました。
理由は2つあります。
1つ目は、前述の通り日本の医療制度が非常に充実していること。
2つ目は、それらの保険の多くが「貯蓄型」で、長期的に見るとコストパフォーマンスが悪いケースが多いからです。
特に学資保険よりも、「つみたてNISA」などで自分で資産を運用する方が、柔軟性も高く家計にも合っています。
まとめ|保険の見直しは主夫の大事な仕事
保険を見直すことで、無駄な支出が減り、家計にゆとりが生まれます。
主夫として「暮らしを守る」ことは、家事だけでなく、お金の使い方にも表れます。家族にとって必要な備えを見極め、本当に大切なことにお金を使えるようになる――それこそが、主夫の家計管理の醍醐味だと感じています。
もし、今の保険に少しでも不安がある方は、この機会に一度見直してみてはいかがでしょうか。暮らしがもっとシンプルに、そして安心に近づくはずです。