児童手当は“使わない”──子どもの未来のための備え

こんにちは。主夫をしているおとです。

妻と猫1匹との3人暮らし。年内には赤ちゃんが生まれ、いよいよ私たちも子育てが始まろうとしています。

赤ちゃんを迎える準備の中で、最近よく考えるようになったのが「児童手当」の使い方です。子どもを育てる家庭にとって、非常にありがたい制度ですが、そのお金をどう使うかは、家庭ごとの考え方に委ねられています。
私は主夫という立場で家計を管理しているからこそ、「児童手当をどう活かすか」を真剣に考えたいと思いました。

目次

児童手当の支給額とは?【2025年版】

まずは基本情報として、児童手当の支給額について整理しておきます。これは、子育てを始めるにあたってとても重要なポイントです。
以下は、2025年6月時点での児童手当の月額です。

子どもの年齢第1子・第2子の金額第3子以降の金額
0〜2歳15,000円30,000円
3歳〜小学校修了前10,000円30,000円
中学生10,000円30,000円

「第3子以降」は、18歳未満の子どもが3人以上いる場合に適用されます。


わが家では児童手当を「使わない」と決めた

我が家では、児童手当は日々の生活費には使わず、すべて貯金に回す方針にしています。理由はシンプルです。将来、そのまま子どもに渡したいと考えているからです。

というのも、私は大学進学の際に奨学金を借りました。学びの場を得られたこと自体は大変ありがたかったのですが、返済は決して楽なものではありません。

「もし親が少しでも貯めていてくれたら…」そう思ったことは数え切れません。

奨学金なんて借りなけりゃよかった…

だからこそ、わが子には同じ思いをさせたくない。たとえ少しずつでも備えておけば、大学進学や留学、やりたいことに挑戦するときの助けになると思っています。

児童手当を貯めておくメリット

児童手当を使わずに貯めておくことで、次のようなメリットがあります。

  • 中長期で大きな資金になる
     たとえば、月1万円を15年間貯めれば180万円。塵も積もれば山となりますね。
  • 夢の選択肢を広げられる
     教育費や資格取得、留学資金として、子どもが望む道に柔軟に対応できます。
     「お金がないから…」と気を遣わせることもありません。
  • 精神的な安心感
     親として「将来のために備えている」という安心感は、子育てへの心の余裕にもつながります。

誰もが考える子どもの未来

児童手当を使うか、貯めるか。その選択に正解はありません。日々の生活費に回すことも立派な使い方です。ですが、主夫として、奨学金を借りた身として、「将来の子どもの自由のために今“使わない”選択をする」ことに、強い意味を感じています。

我が家の場合、日常の出費は節約で工夫し、児童手当には極力手をつけず、子どもの未来へのプレゼントとして準備していきたい──そう考えています。

まとめ:児童手当の“活かし方”は家庭それぞれ

児童手当は国からのありがたい支援です。大切なのは、それを「どのような考え方で使うか(あるいは使わないか)」という、家庭それぞれの選択です。
「児童手当は子どものためのお金」だと思って生活するのがいいと思います。
皆さんは児童手当、どのようにしていますか?
改めて、考えるきっかけになると嬉しいです。

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この記事を書いた人

1997年生まれ。妻と猫との3人暮らしで、赤ちゃん誕生予定。
2022年に双極症と診断され退職。妻と相談し、健康を維持するために「専業主夫」を選ぶ。
現在は作業療法士として週13時間程度働きながら、主夫道を歩んでいる。

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