主夫おととして、新しい暮らしを紡いでいく

皆様、はじめまして。
「おと、主夫になる。|家計と自分の健康を整え、多趣味に暮らす術」にお越しいただき、ありがとうございます。
私は現在、週12時間程度働きながら、基本的に主夫として日々を過ごしている「おと」と申します。
2025.4月現在、妻と2歳の猫との3人暮らしです。妻は妊娠中で、新しい家族が増える予定です。
なぜ、主夫を選んだのか

もともとは作業療法士として正社員で働いておりました。しかし、体調が悪くなり、約3年前に双極症(双極性障害)という精神疾患と診断されて休職。
現在はパートで働きつつも、妻と相談して正社員ではなく、「主夫」という形を選びました。
それは、「正社員だと体調不良のリスクが高まるから」です。
あくまでも、確率の話です。起きるかどうかもわかりません。
でも、私たち夫婦は、「できるだけ元気に楽しく暮らしたい」という共通認識があったのです。
双極症と向き合ってきた日々
病気と付き合いながら生きていくことは、決して簡単ではありません。
特に双極症は、気分の波が激しく、ハイな時期には何でもできる気がして無理をし、落ち込む時期には何も手がつかなくなる――そんな極端な振れ幅に悩まされてきました。
でも、だからこそ私は、自分が健康でいることの大切さを知りました。無理をしないこと。休むこと。日々を小さく丁寧に積み重ねていくこと。
そしてそれらは、「主夫」という生き方でもいいのではないか?と気づいたのです。
主夫という選択と、今の暮らし
妻は正社員として働いていますので、私は主に家のことを担当しています。
家事や暮らしの工夫、家計をどう管理するか、調子の波とどう向き合っていくか。
また、生まれてくる子どもと「主夫」としてどう関わっていくのか。
また、私の多趣味な一面――家事、健康、読書、運動、読書、猫のこと、投資など――も含めて、楽しみながら、少しずつ発信していけたらと思っています。
このブログを始めた理由のひとつに、「自分と似たような境遇の誰かの力になれたら」という想いがあります。
「専業主夫」というのはまだ知名度が低く、偏見をもたれやすいのも事実です。
「専業主夫」になりたくてなった人も少ないでしょう。
しかし、「主婦」は当たり前で「主夫」は偏見の目で見られるのはなぜでしょう?
多様性の時代です。少しでも偏見をなくし、「主夫という選択」をしやすい一助になればいいなと思います。
このブログで発信していきたいこと
今では、暮らしの中にある小さな工夫や喜びが、確かに自分を支えてくれていると感じています。
これは、病気を患って初めて知ることができました。
主夫という選択肢が、柔らかく、豊かに生きる道にもなるのだということを、このブログを通じて少しずつ伝えていけたら嬉しいです。
今後は、「ゆるく続ける家計管理」や「主夫としての日常」、「健康」「趣味を通して心を整えるコツ」など、実践的な話題も交えて発信していきたいと考えています。
ときには失敗談や正直なつまずきも交えながら、等身大の「おと」として、ここに言葉を重ねていければと思っています。
おわりに
どうぞ、これからよろしくお願いいたします。